またまたブログの更新が滞っていました。すみません。
9月30日に明石書店より、
『子どもが性被害をうけたとき-お母さんと、支援者のための本-』
キャロライン M バイヤリー著
の翻訳本が出ました。
翻訳は大学院の私のゼミ生の菊池美名子さんと湯川やよいさんとの共同作業でした。
予定より3年ほど遅れてしまったけど,社会の関心が高まり、受け入れがよくなっていることを期待したいと思います。
解説にも書いているのですが、子どもの性被害についてお母さん向けに書かれた本は,実はほとんどありません。
お母さんは傷ついた子どもをケアする責任を一身に負わされることが多いです、でも、お母さん自身、ショックや混乱におちいり、深く傷つきます。性被害が家庭内でおこったときには、その混乱はとてつもないものになります。にも関わらず、加害者よりもお母さんが責められることがしばしばです。
お母さん自身が正しい情報を得、サポートを受ける機会をもつことが、子どもの回復のためにも、お母さんのためにも重要なのです。
この本が、そのための役に立つことを願っています。
関心のある方はぜひ、読んでみてください。
また関連のMLなどにぜひ情報を流していただけるとありがたいです。
ところで、
10月11日の共同研究会はとても良い雰囲気で行われ、様々な気づきと感動を与えてくれるものになりました。
参加者の皆様、ありがとうございました。
Thank you so much, Mike and Thom!