故・安克昌さんの待望の本『心の傷を癒すということ』改訂増補版が、5/27発売になりました。
サントリー学芸賞を受賞した初版本にもまして素晴らしいです。
阪神大震災後の数年間の震災関連の文章も網羅されており、あらためて安さんの視点の確かさと深さに感銘しました。
今のこの状況で、安さんと生の対話ができないのが、ほんとうに悔しいです。
ぜひぜひ皆さん、お買い求めいただき、じっくり読んでください。そしてぜひ、周囲に宣伝してくださいませ。
安克昌さんのご遺族のためになるのはもちろんのこと、
東日本大震災で、安さんのような(広い意味での)犠牲者をなるべくださないようにするためにも。
【増補改訂版】『心の傷を癒すということー大災害精神医療の臨床報告』作品社
http://www.tssplaza.co.jp/sakuhinsha/book/shakai/tanpin/23398.htm
作品社の新刊案内
http://www.tssplaza.co.jp/sakuhinsha/book/shinkan-info.htm
私の方は、安さんの本にも寄稿しましたが、ほかに
『新潮』6月号に「本当の非日常の話」
『おそい・はやい・ひくい・たかい』のNo.61に「いじめられた傷を抱えて」
という文章が載りました。
『母の友』も連載中です。
ご関心のある方はどうぞ、立ち読みでも、買い読みでも、よろしく!