五月。緑鮮やかで、さわやかな季節ですね。
最近出張して、帰りの予定が遅れ、予約を取り直したらほぼ満席で、3人並びの真ん中のB席しかありませんでした。
なんで、B席ってあんなにつらいんでしょう。
両側の席の人に気を使い、下車する時には、肩がこりこりになってしまっていて大変。
もちろん、気を使わなくてもいいんだけど、ミラーニューロンがオフにできないと言うか・・・。
中央線などの横ならび7人がけの席で、身体のでかい(または態度のでかい)人の隣に座った方がまだましかもしれないと思いました。
で、なぜなんだろうと考えると、閉鎖空間になってるからなのですね。3人で閉じている。
「儀礼的無関心」という言葉があります。
知らない人同士、知らないふりをし続けることを、私たちは公的な場所、とくに都会生活ではすることになっています。
閉鎖空間で数時間、それをし続けるのはけっこう疲れます。
隣の人が何をしているか、何を読んだりみたりしているか、どんな持ち物を持っているか、観察したくなくても、情報として入ってきてしまいます。
ものを食べるのも、何かを飲むのも、なんだか落ち着かないです。匂いとか、食べる音とかも伝わっちゃうしね。
それに、無言の肘掛け取り争いというおそろしいものもあるし。こちらは、早々にあきらめて、肩せばめてました。肩こりの原因だあ。
やっぱり、HSP(Highly Sensitive Person)だからかな?
5人に1人はいるといわれる、HSP。
HSPの概念、もっと知られてもいいと思います。
苑田順子『敏感すぎて困っている自分の対処法』は、とても役にたちますよお。
最近は、雑誌「母の友」の「父がうまれる」特集に出たり、「AERA」3月27日号で取材を受けたりしました。
河出書房新社の文藝別冊「中井久夫:精神科医のことばと作法」に「中井先生に会いに、神戸へ」という文章を書きました。
あと、専門誌では
「震災・復興におけるトラウマ:<環状島>モデルを用いて、その複雑な仕組みを解明する」
月刊保団連 1237巻4-9頁 2017年
「領域を越えて、トラウマを耕す」
こころと文化 16巻1号30-35頁 2017年
「ドメスティック・バイオレンス(DV)とはなにか」
保健の科学 59巻1号 2017年
が出ています。
では、では、よい気候を楽しみましょう!!!