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吹雪

4月になりました。

新学期です。大学にも新入生が入ってきます。

桜はすでに満開を過ぎ、あちこちで桜吹雪が舞っています。

コロナ禍はなかなか開けることなく、今年度も対面での授業や研究会などが制限されそうですが、楽しいことも取り入れて、なんとか乗り切っていきたいと思います。

 

4月20日に対談集『環状島へようこそ:トラウマのポリフォニー』が日本評論社より出版されます。(https://www.nippyo.co.jp/shop/book/8539.html

対談者は、森茂起さん、伊藤絵美さん、林直樹さん、坂上香さん、斎藤環さん、野坂祐子さん、松本俊彦さんという豪華ラインナップです。ぜひお手に取ってみてください。

 

前回のブログアップはクリスマスでした。いやあ、間があきすぎですね。

クリスマスの朝にオンエアされたラジオ深夜便については、多くの方にお聴きいただき、とても嬉しい限りです。

なんと、小学校の時の担任の先生からもご連絡がありました。

私と同様「右も左も分からない」方々からも、メッセージをこのサイトに多くいただきました。

個々にお返事ができない状況ですが、仲間が増えた感じです。ありがとうございます!!!

 

1月以降、以下のような論文がでました。

宮地尚子「マルトリートメントとレジリエンス」『精神科治療学』36巻1号、73-78.

宮地尚子・木村美緒「現代社会におけるジェンダーと解離」『精神療法』47巻1号,(2021年,2月)21-27. 

宮地尚子・金井聡「コロナ禍での親密的領域における暴力:個的領域の尊重という視点から」『精神療法』47巻2号(2021年4月)pp. 172-177. 

宮地尚子「10年、そして」『東北の風景をきく FIELD RECORDING』Vol. 5. (2021年3月)pp.6-18    

 

現代思想での山内明美さんとの対談

「環状島の水位を下げる」『現代思想』49巻3号(2021年3月)pp.8-22.    

や、現代詩手帖4月号のエッセイもあります。

 宮地尚子「詩の「恥ずかしさ」について」『現代詩手帖』第64巻第4号(2021年4月)pp. 72-76.

   

毎年恒例の雑誌みすずの「2020年読書アンケート」にも寄稿しました(『みすず』第63巻1号、pp. 82-83 )。

 

なにげにたくさん仕事してますね。えらいぞ、自分。笑。

 

今年は東日本大震災から10年という区切りの年でもあります。

まだまだその影響は大きく続いており、これからも考えていきたいです。

 

テレビドラマ『心の傷を癒すということ』は劇場版が1月に公開されました。

森山直太朗さんによるテーマソングもいいです。

私もパンフレットに寄稿しています。ぜひお近くの映画館でみてみてください。

ドラマについて議論しあった座談会も

安達もじり、京田光広、宮地尚子「精神科医・安克昌からのメッセージ:NHKドラマ「心の傷を癒すということ」を読み解く」『トラウマティック・ストレス』18巻2号、12-30.    

に掲載されているので、ご興味のある方は是非どうぞ。

 

様々な花と新緑の美しい季節です。

ぜひ、外に出てお散歩しましょうね。