夏です。蝉時雨がにぎやかです。
時期によって、ジージーやミーンミーンやカナカナという音が、重なりつつ、ずれていくのがおもしろいですね。
来たる8月19日代官山蔦屋で、村上靖彦さんとブックトークをすることになりました。
・チケット予約サイト
https://peatix.com/event/2212421
・代官山蔦屋さんの告知ツイート
https://twitter.com/DT_humanity/status/1418484590209953794
です。どんな対話になるのやら、「即興演奏」なので予想がつきませんが、ご興味があればぜひどうぞ。
さて、私の方は、ブログ更新もすっかりさぼっていましたが、
一応仕事はしております。以下のようなものを書きました。
宮地尚子「詩の「恥ずかしさ」について」『現代詩手帖』第64巻第4号(2021年4月)pp. 72-76.
宮地尚子・木村美緒「医療人類学におけるアセスメント」野呂浩史編『トラウマセラピーのためのアセスメントハンドブック』星和書店(2021年)pp.93-110.
大嶋栄子・宮地尚子 対談「傷を生きる」『臨床心理学』第21巻第4号(2021年7月)pp. 387-400.
対談集、『環状島へようこそ:トラウマのポリフォニー』も無事に出てますよお。
ところで、東京では緊急事態宣言下の、かつ酷暑の中のオリンピックでした。
ほんとに開催しちゃったんですね。
選手の人はもちろん、ボランティアの人や、警備の人や、取材の人や、みんな暑くて大変だっただろうなあ。
競技種目によって選手の体の作りが全然違うのが、あたりまえっちゃあたりまえではあるのだけど、不思議な感じがしました。鍛える筋肉がかわれば、こうも体型が変わるのか、と。
柔道人、やり投げ人、水泳人、体操人、それぞれ別の生命体みたい。
その種目の人たちが集まると、特定の体型の人たちばかりが集まるわけで、そこに一般の人が混じれば、その人の方が異様に見えるのでしょうね。
あと、スポーツ選手のメンタルのことが話題になっていますが、負けた直後のインタビューってほんとうにつらいと思います。もっと時間をおいてからにしてあげてほしい。
事件や事故にあった直後の人に、どんなお気持ちでしたか?って聞くのと同じくらい、ダメージ大きいと思います。
試合の前も後もずっとカメラに晒され続けるのもきついと思います。それが当然という視聴者の常識、変えていったほうがいいんじゃないかな。